「2050年ゼロカーボンシティ」表明について

「2050年ゼロカーボンシティ」の表明について
東大阪市は、モノづくりのまちであり、東部に広がる生駒山地や、恩智川・第二寝屋川・寝屋川といった河川など多くの自然も有しています。
しかし近年、地球温暖化の進行に伴う気温上昇でさまざまな気候変動が生じてきており、短時間豪雨の増加や台風の強大化によって風水害や土砂災害が発生するなど、私たちの日常生活や事業活動への影響がすでに出始めています。
豊かな自然と共生する持続可能な社会を未来へ引き継ぐために、地球温暖化問題の解決を喫緊の課題として捉え、その解決に向けた決意表明として、2020(令和2)年5月に「2050年ゼロカーボンシティ」を表明しました。
「2050(令和32)年温室効果ガス排出実質ゼロ」という新たな削減目標の実現へ向け、地球温暖化対策への更なる取り組みを進めてまいります。

ゼロカーボンとは?
地球温暖化の原因である温室効果ガス(二酸化炭素等)の排出量を減らしたり、森林等による温室効果ガスの吸収量を増やすことで、「排出量ー吸収量="0”(ゼロ)」にすることです。


ゼロカーボンシティとは?
ゼロカーボンシティとは、温室効果ガスの一種である二酸化炭素の排出量と吸収量がプラスマイナス0の状態である、カーボンニュートラルな都市を指します。ゼロカーボンシティは、2015年に採択されたパリ協定の目標「世界の気温上昇を2℃よりも低く、極力1.5℃までに抑えるよう努力する」から、名称が定められ取り組みが始まりました。
脱炭素社会の実現のためには、大幅な技術革新とその導入が前提となりますが、市民や事業者の皆さんが「自分ごと」として、できることから行動を起こし、ライフスタイルや事業活動の転換を図っていくこともこれまで以上に重要となります。
(参考)地方公共団体における2050年二酸化炭素排出実質ゼロ表明の状況(環境省ウェブサイト)(別ウインドウで開く)

ゼロカーボンシティの実現に向けて

東大阪市の取り組み

東大阪市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)に基づく取り組み
市民や事業者、その他各種団体の皆様と協力しながら、脱炭素社会、ゼロカーボンシティの実現に向け、取り組みを推進してまいります。
詳しくは、「東大阪市第3次地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」をご確認ください。(別ウインドウで開く)

東大阪市地球温暖化実行計画(事務事業編)に基づく市自らの取り組み
東大阪市としては、公共施設の省エネ化やZEB化を推進していくほか、CO2排出量の少ない再生可能エネルギー由来の電力の導入・調達などについて検討を進めていきます。
詳しくは、「東大阪市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)」をご確認ください。(別ウインドウで開く)

【参考】各種取り組み
・東大阪市再生可能エネルギー等普及促進事業
(家庭用については、「【家庭用】太陽光発電・エネファーム・蓄電池に設置費用を一部補助します」(別ウインドウで開く)をご確認ください)
(事業者用については、「【事業者用】太陽光発電設備の設置費用を一部補助します」(別ウインドウで開く)をご確認ください)

ご家庭でできる取り組み
一人ひとりが日常からできる取り組みとして、環境省の地球温暖化対策のための国民運動「デコ活」があります。
デコ活は、2050年カーボンニュートラル及び2030年度削減目標の実現に向けて、国民・消費者の行動変容、ライフスタイル変革を強力に後押しするための新しい国民運動です。